補助金コラム
2025-07-17
【補助金コラム】 おすすめ補助金 中小企業省力化投資補助金(一般型)
採択率の高いおすすめ補助金「中小企業省力化投資補助金(一般型)」
新事業進出補助金やものづくり補助金に比べて、何故かご相談数の少ない省力化投資補助金について「ものづくり補助金」との違いを含めざっくりとご説明します。
※ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠は19次公募から無くなりました
【現在の各補助金の趣旨の違い】
・ものづくり補助金=持続的な賃上げに向けた新製品・新サービスの開発に必要な設備投資
・省力化投資(8金(一般型)=人手不足解消に効果があるIoT・ロボット等のデジタル技術等を活用した設備を導入
例えば、「新たな設備を導入したい」といった場合でも、何故必要か?など、以下のような理由付けによって対象補助金が異なります。
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①新たな商品を開発&生産する際に必要だから→ものづくり補助金
➁少ない人員で生産効率を高めるために(自動化など)必要だから→省力化投資補助金(一般型)
では、ここからは本題の省力化投資補助金についてご説明します。
本補助金で求められている取り組みはこちら
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売上拡大や生産性向上を実現するために、IoT・ロボット等の人手不足解消に効果がある設備デジタル技術等を活用した専用設備を導入して、生産性向上を図り「賃上げ」につなげる
つまりは、「限られた人員の持続的な賃上げを実現する財源を確保するために、機械化により生産性を高め収益を向上させる」ことが求められます。ので、新商品を作って売上を伸ばす場合は、ものづくり補助金が対象となります。
省力化投資補助金でどんな設備が対象となるのか?
本補助金で求められる設備は「デジタル技術等を活用した専用設備=オーダーメイド設備」と定義づけされています。
例として
・ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化
・事業者の個々の業務に応じて専用で設計された機械装置やシステム(ロボットシステム等)
とありますが、全ての機械・システムを独自に作ってもらうだけではなく汎用品の組み合わせも対象となっています。
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汎用設備であっても、導入環境に応じて周辺機器や構成する機器の数、搭載する機能等が変わる 場合や、汎用設備を組み合わせて導入することでより高い省力化効果や付加価値を生み出すことが可能 である場合には、オーダーメイド設備となります
【採択結果の状況】
ものづくり補助金 第18次 申請数5,777件,採択数2,070件 採択率35.8%
省力化投資補助金(一般型)第1回 申請数1,809件,採択数1,240件 採択率68.5%
省力化投資補助金は第1回ということもあり、採択率は高めでしたね。
本年度は第3回(締切8/下旬)、第4回(未公表)までの公募は決まっています。
一般型が導入される以前の公募スケジュールでは公募期間は2026年9月までとなっていますので、来年も引き続き公募があると期待しています。
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