補助金コラム
2024/3/11
【補助金コラム】省エネ補助金は、医療・介護系なども対象です
こんにちわ!
脱炭素・カーボンニュートラル・省エネ等がキーワードになる設備更新系の補助金は、
医療・介護・学校等等も広く対象になります。
中小企業庁の施策での補助金は、医療・介護・学校等もともと国の助成等(健康保険や介護保険等)が
行われている事業が対象になり難い(国費の二重投入になってしまう)ですが、省エネ系の設備更新は、
業種関係なく対象に成る物が多く、募集要項で「ホテル・病院・百貨店・飲食店等、事務所・学校等」と
指定がある補助金もありますので、今回紹介してみます。
補助金名は、「業務用建築物の脱炭素改修加速化事業」通称 脱炭素ビルリノベ事業
「ホテル・病院・百貨店・飲食店等、事務所・学校等」の建物の省エネ化改修が対象に成ります。
補助対象は、 断熱窓・断熱材・高効率空調 (業務用エアコン等)、制御機能付きLED照明器具、BEMS
断熱工事と省エネ設備入替で、建物全体を省エネ化への取組に補助金が出ます。
断熱材はグラスウールとかですよね、吹き付けやパネルとかありますが身近ですね。二重窓も断熱効果が
大きいですよね。エアコンやLED照明は新しいものに変えると省エネは説明不要かと思います。
補助率は、定額又は1/2~1/3と正式発表前なので詳細は不明ですが、建物全体なので
高額になる事が予想されます。要件として導入する事で3~40%の省エネになる事が求められます。
建物全体で省エネにするので、テナント等建物の一部を貸し出す形式では無く、建物全部を使っている
ホテルや病院、介護施設、学校等が一番対象になるのかなと思います。
テナント貸出がとビルオーナとしては省エネになって電気代減っても家賃変わらない?ので、その投資を
してくれない事も多いですが、建物オーナー=病院等の事業者だと、省エネの恩恵は大きいです。
以前のコラムでご案内している(Ⅲ) 設備単位型 (旧 省エネルギー投資促進支援事業費補助金 C事業) で
個々の省エネを図って、建物全体ではこちらの補助金で省エネをといった捉え方になりますね。
こちらの補助金も詳細は、まだこれからになりますが、もう今月から公募説明会(3/21・22)にあったりと
動き出したらすぐ締切ですから、事前準備が必要です。
検討されている事業者様は、お早めにご相談ください。
省エネ系補助金の利用例