補助金コラム
2025-11-14
【補助金コラム】固定資産税が最大1/4に!? 先端設備等導入計画ご存知ですか?
このコラムで分かること
・先端設備等導入計画ってどんな制度?
・固定資産税が安くなる具体的な金額
・使うために必要な条件
・申請の手順と気をつけるポイント
◆先端設備等導入計画とは
https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/seisansei/index.html
簡単に言うと、設備投資をして生産性を上げたい中小企業を応援する制度です。
市区町村に計画を出して認定してもらうと、税金が安くなったり、融資が受けやすくなったりします。
基本的な条件は、3〜5年の計画期間で、労働生産性が年平均3%以上アップする見込みがあること。
◆対象設備はこちら
減価償却資産の種類として、以下が対象です。
↓
機械装置、測定工具及び検査工具、器具備品、建物附属設備、 ソフトウエア
◆どんなメリットがあるか
認定されると、以下の特典があります。
💰 税金が安くなる!
固定資産税が最大5年間、1/4に軽減されます。
軽減率は賃上げの内容によって変わります:
給与を1.5%以上増やすと表明 → 3年間、税金が半額
給与を3.0%以上増やすと表明 → 5年間、税金が1/4
※「先端設備等導入計画」の認定を受け、かつ特定の要件を満たした設備が対象
💳 融資が受けやすくなる!
信用保証協会の保証枠が通常とは別に追加されます(例:普通保険で別枠2億円)。
認定に必要な条件
固定資産税の優遇を受けるには、以下の条件をクリアする必要があります。
・賃上げの表明: 給与を1.5%以上(または3.0%以上)増やす方針を従業員に伝える
・投資効果: 投資利益率が年平均5%以上見込めること
設備の条件: 新品であること。機械なら160万円以上、備品なら30万円以上など、種類ごとに最低金額が決まっています
◆申請の流れ
・事前確認: まず商工会議所や「認定経営革新等支援機関」に相談して、確認書を発行してもらいます
・申請: 確認書などの書類を揃えて、設備を置く場所の市区町村に申請
・認定: 審査を経て認定を受けます
⚠️ ここが超重要!
設備は必ず認定を受けてから購入してください!!
すでに購入した設備は対象になりませんので「後から申請すればいい」は通用しません。
認定まで1〜2ヶ月かかることもあるので、先に計画を認定してもらってから、設備を購入するというスケジュールを忘れずに。
【まとめ】
「先端設備等導入計画」は、設備投資を考えている中小企業にとって有効な支援制度で、固定資産税が最大1/4になる(しかも5年間)のは、大きなメリットと言えます。
ただし、計画→認定→設備購入という順番を守ることが絶対条件ですので、新しい設備の導入を考えているなら、まずご相談ください!
お申込みはこちらまで




.png)
