補助金コラム
2025-09-04
【補助金コラム】「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」でおトクに設備更新!
エネルギー価格の高騰や脱炭素社会への対応が求められる中、中小企業にとって「省エネ設備への更新」はますます重要な経営課題となっています。
今回は、そんな省エネ投資を後押ししてくれる「省エネ・非化石転換補助金(省エネルギー投資促進支援事業費補助金)Ⅲ型」についてご紹介します。
◆ どんな補助金?
この補助金は、中小企業等が行う省エネルギー設備への更新に対して、その費用の一部を補助する制度です。
空調・冷蔵・照明などの設備を、省エネ効果の高い最新機器に入れ替えることで、電気使用量の削減が期待されます。
☑ 対象は「高効率空調」「LED照明」「冷凍・冷蔵庫」「生産機器」等の設備費
☑ 個別の機器ごとに定められた「指定設備リスト」に掲載されているものが対象
◆ 補助率・上限額
補助率:1/3
補助上限額:最大1億円
◆ 省エネ診断は加点対象!
この補助金では省エネ診断の実施が加点対象として明記されています。
診断を受けておくことで、次のようなメリットがあります。
・採択の可能性が高まる(審査時に加点)
・設備ごとのエネルギー使用状況や削減効果が数値化され、根拠資料になる
・機器の選定・見積取得の判断材料としても有効
つまり、診断を受けることで、計画の説得力が増し、採択に近づくというわけです。
◆ 診断~申請までの流れ
省エネ診断の実施(現状把握・課題抽出)
更新対象機器の選定・見積取得
補助金申請(公募期間内)
採択後に設備導入
事業完了後の実績報告
◆ まとめ
✅ 中小企業等が対象、省エネ設備更新に使える代表的な補助金
✅ 最大1億円の補助が得られるチャンス
✅ 省エネ診断を受けると「加点対象」となり、採択に有利
✅ 公募期間は短いため、早めの準備が成功のカギ!
補助金は「知っているかどうか」で大きな差がつきます。まずは制度の全体像をつかんで、自社に合った設備投資を考えてみてはいかがでしょうか?




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