​補助金コラム

来年のものづくり補助金の概要が、公開され始めました！

内容が大幅に変更され、完了期限が厳しいので、検討されていた方は急いでいただく必要がありそうです。

年度の途中での枠・補助内容等の変更は驚くばかりですが、枠が整理・新設されたことにより、

補助上限額が増額になっています。

省力化(オーダーメイド)枠は、従業員数に寄りますが、最大8,000万円(大幅な賃上げ要件クリアで1億円）、

成長分野進出累計(DX・GX)でも、従業員数21人以上は2,500万(大幅な賃上げ要件クリアで3,500万円)と

今までと比較し2倍以上になった印象です。

「ものづくり補助金」は、内装工事等の建物費がほぼ補助対象外に対し、建物費全般が対象の「再構築補助金」は、

建物費+機器導入+販促のトータルで4千万円・5千万円規模が多かったですが、そこから建物費を外した設備機器の補助金と考えていただくと良いと思います。

　例えば「再構築補助金」で相談の多かった飲食店・小売店等は、改装は自費で、レジ会計・配膳等ロボットや

セルフ・システムで対応できる所を申請する感じですね。

ただ枠が変わって、補助額上がって・・・といい部分だけでは有りません。

➀Web口頭審査！が新たに設定されました！（申請金額次第で、まだ内容・金額等は未発表）

②事業期間が短くなっています！

　（以前は1年以内に完了縛りでしたが、申請期間等を考えると事業期間は半年強～3か月くらいと予測）

　　この仕組みでの募集は2回を予定。

で、こうやって厳しい！と感じさせて、また飴が・・・

産業雇用安定助成金（産業連携人材確保等支援コース）との連携が追加！

国の求める方向性にしてくれるなら、優遇しますよ、と案内になりますね。

概要のみ発表があり、公募要領等の詳細は未発表ですが、応募申請～採択～交付決定まで3～4か月は

掛かってくることを考えると、遅くなってしまうと事業実施期間が満足に取れず、採択されたが事業完了できず

補助金受け取ることが出来無い可能性が高くなってしまうので、急いで準備が必要になります。

設備更新等を検討されている方は、早めの相談をお願いいたします。