補助金コラム(詳細)
2023年6月8日
【補助金コラム】令和5年度 神奈川県の水素ステーション整備に補助金が使えます!
皆様こんにちは!
今回は、神奈川県で水素ステーション導入をお考えの事業者様に耳寄りな情報をお伝えしたいと思います!
その名も、
「令和5年度 神奈川県水素ステーション整備費補助金」 です!
まず、水素ステーションとは何か?と思われる方もいらっしゃると思います。
以下で説明していきます。
【水素ステーションについて】
水素ステーションとは、燃料電池自動車(FCV)の燃料である水素を供給する設備のある場所です。車の水素タンクに補給する水素ガスは、圧縮された状態で、蓄圧器に貯蔵されています。
【燃料電池自動車のメリット】
普及率がまだ高いとは言えない燃料電池車ですが、各自動車メーカーが長年研究開発を続けてきただけあって多くのメリットがあります。
その代表例と言えるのが、二酸化炭素や有害ガスを排出しないこと でしょう。燃料電池車は水素と酸素の化学反応で発電しており、その過程で排出されるのは水だけです。ガソリン車のように一酸化炭素や浮遊粒子状物質などの有害ガスを排出し、環境を汚染することもありません。燃料電池車がクリーンで環境に優しい車と知られているのはそのためです。
また、ガソリン車と比べるとエネルギー効率が高く、その違いは2倍以上だと言われています。 補給自体に時間がかからないのもあり、補給の手間が少ないのもメリットの一つです。補助電源を併用することも容易で、航続距離の短い電気自動車と比べて長距離移動も安心できます。
他にも、発電やモーター駆動では大きな音は発生せず、ガソリン車と比べて走行時の音が静かです。エンジン音が気になる方には大きなメリットだと言えるでしょう。
【水素ステーション 設置場所は?】
水素ステーションは2023年1月現在、都市部を中心に全国163ヶ所に設置されています。
主に、首都圏・中京圏・関西圏・九州圏の四大都市圏と、これらを結ぶ幹線沿いを中心に整備が進行中です。
今後開所予定の地域もありますが、整備は始まったばかり。
全国的に普及していくためには、まだ時間がかかるかもしれません。
しかし、政府は補助金制度を策定し、2030年までに1000基の水素ステーションを設置する目標を掲げていることから、今後ますます増えていくことが予想されます。
※全国の水素ステーションの場所は、マップや燃料電池実用化推進協議会のホームページなどで調べられます。
このように、燃料電池自動車(FCV)の普及が進むとともに、増加することが予想される水素ステーション。
今後、全国的に水素ステーション設置にかかわる補助金が実施されていくことが予想されますが、
神奈川県にお住まいの方、この機会にぜひ一足お先に補助金を使用して導入してみませんか?
★令和5年度 神奈川県水素ステーション整備費補助金★
【受付期間】
令和5年4月27日(木曜日)から6月30日(金曜日)まで
【概要】
事業者が水素ステーションを整備する経費に対して補助することにより、燃料電池自動車(FCV)の普及に不可欠な水素ステーションの整備を促進する。
【補助対象者】
県内に水素ステーションを整備する法人等
【補助対象経費】
設備機器費、設計費、設備工事費、工事負担金、経費・管理費
※経済産業省補助金の補助対象経費と同一
【補助額(上限)及び件数(予定)】
3,500万円/件 1件(予定)
※定置式水素ステーションが設置されていない市町村に新たに整備する場合、又は大型事業用車両への充填が可能な水素ステーション(水素供給能力が500N㎥/h以上で、ピーク時に500N㎥/hの水素を充填できる能力を有するもの)の補助上限は4,200万円となります。
※受付期間内に有効な申請が複数あった場合は各々の補助申請額を上限として、予算額を当該補助申請額に応じて按分します。
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