補助金コラム
2023年4月17日
【補助金コラム】遅いですが再構築補助金第8回の申請支援結果と第10回以降の心配
当社サイトの更新が有り、新しいサイトでのコラム初投稿となるので、
どんな風に表示されるのか?テストがてらの投稿です!
第8回応募件数は、12,591件、採択は6,456件と全体では51.2%の採択率でした。
それぞれの枠を見てみると、
通常枠 応募7,261件 採択3.562件 採率率49.05%
大規模賃金引き上げ枠 応募8件 採択4件 採択率50%
回復再生応援枠で 応募1,522件 採択879件 採択率57.7%
最低賃金枠 応募165件 採択117件 採択率70.9%
グリーン成長枠 応募434件 採択173件 採択率39.8%
緊急対策枠 応募3,201件 採択1,721件 採択率53.7%
こんな感じで、第7回と比較し応募件数は2千件ほど減りましたが、採択率はあまり変わらない印象ですね。
弊社の申請支援に対しての採択率は、応募7件中6件の採択でしたので85.7%と、なかなか100%に届かないジレンマな結果でした。(認定支援機関としての登録数とは異なります)
応募総数が減少したのは、今迄と採択発表と応募締切のタイミングが変わったので、第9回に流れたのでしょうかね?
当社の申請支援件数も第8回は今までと比較し、少なかったので再構築補助金を申請したい事業者様が一巡しつつあるのかな?とも思います。
2023年4月時点で、第10回でご希望されている事業者様は多いですが売上減少要件のある
最低賃金枠や物価高騰対策・回復再生応援枠は減少気味なので、そういう事なのかもしれません。
成長枠やグリーン成長枠等の売上減少要件を求めない申請枠での申請が増えるのは良いのですが、売上減少要件を求めない枠は、事前着手が認められないので、これ大丈夫かな?と心配します。
再構築補助金は、応募申請後に採択発表され、次に交付申請をして交付決定の順に手続きが進んでいきます。事前着手が認められない場合は、交付決定された後で無いと事業開始がNGです。交付決定前に、再構築で行う事業の契約や商品手配等を行うと補助対象外になります。
そんなルールが有りますが、この交付決定が2023年4月時点ではめちゃくちゃ時間がかかっています。
どれくらい時間がかかっているかというと、当社が支援している事業者様で一番かかっている方で半年!6か月かかっています!(交付申請から交付決定まで2~3か月の方もいらっしゃいます。)
申請して事務局から内容の説明や追加資料の依頼、表記の仕方の変更等連絡があり対応をしていくのですが、最初に連絡が来るまでに2か月以上かかり事も多発しており、1度に対応してほしい内容を全て教えてくれればいいのに、何度も分けて連絡が有ったり、変更の仕方を後からやっぱりこの方法で・・・等変わる事もしばしばあり、やたら時間がかかります。
もし交付決定まで6か月が常態化してしまうと、第10回の採択発表が2023年9月くらい(締切が6/30なので)、1ヶ月で交付申請資料を集め2023年10月に交付申請したとして、2024年4月に交付決定される流れになります。今から計画されている方は、1年後にようやく契約が出来て、その後に機器の導入や工事がスタート出来る事になります。契約してもすぐ翌日に導入・工事は出来ないでしょうから、どんどん遅くなりますね。
もちろん事務局の体制が改善される、事務局からの指示に早く対応する事で交付決定までの期間は短縮できると思います。交付申請から交付決定まで2~3か月の方もいらっしゃいます。
でも採択されたら早く実行したいし、今の見積が1年後も同じ価格か?というと値上がりしそうですよね。大きなトラブル、クレームの元に成りそうで心配です。
その為、時間のかかる事をきちんと織り込んでの計画が必要になります!
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