補助金コラム
2023年10月16日
【補助金コラム】令和6年度概算要求シリーズ ~文化庁編~
みなさんこんにちは!
本日は、「令和6年度の概算要求シリーズ」の第3弾として、
教育や研究など私たちの生活の未来を創出していく
重要な役割を担う文部科学省から「文化庁編」をお届けいたします。
次年度における文化庁の概算要求のキーワードは以下の3つ。
「継承と保護」
「グローバル展開とデジタル化」
「文化拠点と文化観光」
今回、文化庁が提出した
令和6年度文化庁の予算要望・要求額は1,350億円。
昨年予算1,061億からは27.2%の増加ではありますが、
国内の文化芸術の保護継承からグローバル展開まで、
さらに積極的なサポート体制を築いていこうとする姿勢が伺えます。
特に文化庁は、今年3月に京都へ移転したことが話題となり、
概算要求の概要の中でも
「京都移転を契機とした文化振興の新たな展開」と銘打って、
「文化庁の京都移転を契機とし、2025年大阪・関西万博に向け、
食文化や文化観光をはじめ、
“伝統×創造”により新たな価値を生み出すなど、
京都を中心に新たな文化振興を展開し、地方創生を図るとともに、広く世界に発信する」
と省庁の垣根を超えて観光庁とも連携し、
インバウンド・地方誘客の拡大による地方創生に本気モードで取り組んでいくようです。
以下がその具体的な事業内容の一部となります。
【具体的な事業内容】
①文化観光拠点・地域の整備等を促進 【拡充】
②我が国の文化を織りなす重伝建地区魅力探求・発見【新規】
③文化遺産オンライン構想の推進【拡充】
④文化芸術デジタルアーカイブ利活用強化【新規】
⑤食文化機運醸成事業【拡充】
⑥地域伝統行事・民俗芸能等継承振興事業【拡充】
⑦世界から人を惹きつけるグローバル拠点形成の推進【拡充】
⑧活字文化のグローバル発信・普及事業【拡充】
来年度、上記の各事業から、
さまざまな補助金が出てくると思いますので、
文化芸術に関わるみなさまは乞うご期待です!
詳しくはこちら実際の
「令和6年度 概算要求の概要」を確認してみましょう!
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https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/yosan/pdf/93934601_01.pdf