​補助金コラム（詳細）

みなさんこんにちは。

今回は、買い物弱者支援に関する補助金についてご紹介します。

「買い物弱者」という言葉はご存じでしょうか？

▶「買い物弱者」・・・高齢化や単身世帯の増加、地元小売業の廃業、既存商店街の衰退等により、

高齢者等を中心に食料品の購入や飲食に不便や苦労を感じる方

（農林水産省HP「食品アクセス問題ポータルサイト」より抜粋）

たとえば最近でいうと、

高齢ドライバーの認知機能低下などによる暴走事故、死傷事故がたびたびニュースになっており、

「免許の自主返納」を検討しなければいけないのでは・・・という話がありますね。

それにともなって課題の1つになっているのが、

田舎住まいの高齢者などの「車がないと生活できない！買い物が不便！」という声。

たしかに、田舎住まいで徒歩圏内にスーパーがなく、車がないと不便ですよね・・・

こういった様々な理由で「買い物弱者」となった方々への

問題解決に取り組む事業者等を応援する補助金がこちら。

「買い物機能強化支援事業」補助金

https://www.pref.miyagi.jp/documents/25739/1kaimono.pdf

人口減少や高齢化の進行により増加している、

日常の買い物が困難な「買い物弱者」を支援する事業者等を支援する補助金です。

これまでの事例として・・・

●「買い物代行や配達サービス」

地元新聞店と共同で食料品や日用品の宅配や移動販売サービスを実施

●「買い物バスの運行」

交通手段がない方のために、スーパーまで送迎してくれる「買い物バス」の運行を実施

●「移動販売車両の運行」

食料品や日用品を乗せた「移動販売車両」運行を実施

といった地域住民の買い物機会確保の取り組みを行う事業者等を

補助金をつうじて支援しています。

こういった取り組みが増えれば、

買い物弱者の減少だけでなく、孤立しがちな高齢者や地域住民との交流も増えそうで素敵な補助金ですね！

ちなみに私の祖父母も、徒歩圏内にスーパーがなく、車の運転もできないため、

生協やたまに私ら家族がまとめ買いをしたもので生活をしており、まあまあ不便な生活をしています・・・。

今回ご紹介したような補助金が全国でますます増えて、

様々な理由で買い物に困っている人たちの力になっていくとうれしいです！